11月18日、ある1人の生徒さんがCEGAを卒業され、帰国前日に先生へ感謝の気持ちを込めてお寿司を握りました。今回は、寿司職人であるCEGAの生徒さんが先生へ感謝の気持ちを込めて寿司を握った「CEGA寿司会」の様子を紹介します。
CEGAの先生へ、寿司を握るおもてなし
11月18日、CEGAの一人の生徒さんが卒業されました。彼は元、日本で寿司を握っていたプロの寿司職人。今回CEGAを卒業するにあたり、お世話になった先生達に自分にできる恩返しをと考え、「寿司を先生に振る舞う」という最高のプレゼントをしてくれました。
寿司を握ると言っても、ここはフィリピン。生で食べられる新鮮な魚を手に入れること自体が一苦労。
早朝、自らセブの魚市場・パシルに足を運び、新鮮な魚を選ぶところから始まります。
本物の職人が仕込んだ寿司は、まさに絶品。初めてお寿司を食べた先生も何人かいて、みんなとても感動して大成功の寿司パーティーでした。今回は、新鮮な魚をパシルに買いに行ったところから、寿司パーティーの様子を紹介します。
CEGAスタッフと生徒さんとパシルで魚を購入
パシル。そこはセブの築地市場のような場所。毎朝新鮮な魚が並ぶ、セブの魚市場です。
今回、CEGAの先生たちに出す魚を仕入れるために、寿司職人の生徒さんとCEGA日本人スタッフとで新鮮な魚を求め、パシルの魚市場にやってきました。朝の3時にセブの築地ことパシルに着きました。見たこともない魚だらけで、日本の市場では見られない魚が沢山並んでいました。
マグロ
パシルにもマグロが売っていました。1キロ120ペソと値段は超格安。100キロのマグロを買うとすれば12,000ペソ。約3万円で100キロのマグロが買える。不思議な場所です。(はたしてこのマグロがうまいのかどうかはわからない)
パシルの魚市場の様子
パシルの魚市場の第一印象は、とにかく雑。魚がとにかく大量に置いてある。日本の築地市場だと、魚の置いている向きが決まっており、魚の種類により決められて並んでいるそうですが、ここはフィリピン。とにかく魚が大量に置いてある。
朝3時の魚臭いセブの築地パシル。
ここへ行って魚を眺めているだけでも楽しめる新世界が、そこには広がっていました。
CEGA寿司会 in AYOAYO CAFE
今回の寿司会は、AYO AYO CAFEで行わさせて頂きました。AYO AYO CAFEはセブのグアダルーペににあるゲストハウスとレストランを融合させた新しいスタイルの場所。一軒家の2階部分にバックパッカーが沢山集まるおしゃれなゲストハウス。1階には日本人シェフが作る日本のカフェスタイルのレストランがあります。
AYO AYO CAFEのカウンターをお借りして、CEGAの生徒さんが先生にお寿司を握りました。
不味いものは不味い、嫌なことは嫌。とはっきり言うフィリピン人。生の魚を口にするお寿司は、海外の人からすれば苦手な人も沢山います。
今回CEGAの先生の中には初めてお寿司を食べるという人もいたので、先生達の反応がどうなるのか気になりながらの寿司会スタートです。
プロの職人が仕込んで握った寿司。日本人はもちろん、フィリピン人のお寿司を食べたことが無い先生達も、口をそろえて「うまい。。」の連発。カウンター越しに、目の前で寿司を握ってもらうという、かなりレアで新鮮な体験。
当日の朝3時に仕入れてきた新鮮な魚を使った美味しいお寿司を食べて、先生達も大満足。寿司会は大成功に終わりました。
イワシ
エビ
フィリピンの魚
プロの職人が仕込んで作る寿司は最高に美味しかった。英語を熱心に教えてくれた先生方に、何か自分ができることで恩返しがしたい。その純粋な気持ちで始まったこの寿司会。
セブという限られた環境の中で寿司を握り、それを「美味しい、美味しい、、」と言って、幸せいっぱいに食べてくれる先生達。そんな姿を見ることができ、誰もが幸せな気持ちになった今回の寿司会。
最高の恩返しになったと思います。
また、今回ご協力してくださったAYO AYO CAFEの皆さん本当にありがとうございました。
AYO AYO CAFEは、CEGAから車で5分程のところに位置しており、日本人シェフ自らが作る家庭的で美味しい日本食が食べられるお勧めレストラン・カフェです。
是非、行ってみてください!
AYO AYO CAFEのウェブサイト
http://www.ayoayocafe.com/
まとめ
大成功に終わった寿司会。先生達も、目の前で握って出される美味しいお寿司に大満足でした。
寿司を握ることで人の笑顔を作れる素敵な能力を持つCEGAの卒業生Iさん。
またCEGAで会いましょう!