7月に入り日本の夏休みシーズンも近づき、そろそろセブ留学の準備を 始められている方もたくさんおられると思います。 そこで今回は留学前に準備するおススメ便利グッズをご紹介します。
意外と知らない飛行機の荷物重量制限!
どこの航空会社も、チェックインカウンターで預ける荷物、機内持ち込み荷物とも、重量制限を設けています。
わかりづらいことに、航空会社によって重量制限の基準が違います。
航空チケット申込み時に、必ず、何キロ持ち込めるかを確認してください。
同じ航空会社でも、申込み内容により、何キロ預けられるのかが変わってくる場合がありますので要チェックです。
また、預けることができる荷物の個数制限を設けている航空会社もあるので要注意です。
話題のLCC(格安航空会社)の荷物重量制限事情
成田空港からセブへの直行便を飛ばしている、安くて便利なセブパシフィック航空国際線を例にあげると、
現在のところ機内持ち込みは7キロまで。
預ける荷物は、15キロ~40キロと、希望に合わせた重量で申請し、航空券予約時に事前に追加料金を支払い、申込みをしなければなりません。
大きな預ける荷物の無い人は、0キロ申込みもできるので、追加料金を払う必要がなく安く済むとう利点もあります。
荷物の重量オーバーは痛い出費、、、
昔なら、少しくらい重量オーバーしていても大目に見てくれた航空会社がほとんどだったと思うのですが、近ごろは事情が違います。
1キロオーバーにつき1万円くらいチェックインカウンターで請求されてしまいます。
確実に、正確に。
もう空港まで来てしまっているのだから、オーバーした分の荷物をその場で捨てるか、お金を払って運んでもらうしか選択肢はありません。
セブパシフィック航空の場合、チケット購入時に、荷物の重量を申請して申込みさえしておけば、20キロでも1800円くらいで済みます。
ところが、当日チェックインカウンターでの重量オーバーは、1キロにつき1万円ほどかかってしまうのです。
高すぎますよね。
そうならない為にも、事前に大目に荷物の重量申込みをしておくことをお勧めします。
重量オーバーで痛い目にあった究極の例!?x
先日、セブから成田へ向かうセブパシフィック航空機内での出来事。
席に座って、離陸を待っていると、ギリギリに搭乗してきて、私の隣に座った一人のフィリピン人男性。
男性?
彼はセブでは珍しくない、明るいゲイでした。
肩から下げた小さなポシェット一つだけで搭乗してきた彼。
話していると、びっくり。
彼は初の海外だそう。
レイテ島から日本に住む姉に会うために、昨晩セブまでやってきた彼。
何しろ、今回、飛行機も初めてだとか。
セブパシフィック航空の予約は自分でなんとか出来たものの、荷物の重量申込みなんて知らなかった彼。
申込み内容は、預け荷物0キロになっていたのです。
当日、セブ空港のチェックインカウンターで重量制限のことを知った彼。
もちろん大きな荷物があったので追加料金を請求されたそう。
何万ペソも。
もちろん、そんな現金は持っていない。
クレジットカードなんて、そもそも持っていない。
彼が選んだ手段は、荷物を全部置いて行くこと。
セブ島の、空港から数時間もかかる場所に住んでいる別のお姉さんに電話をして、荷物をセブ空港に置いて行くから、引き取りに来てくれるよう頼んだそう。
日本に住んでいるお姉さんへのレイテ島からのお土産も、自分の着替えも何もかも置いて。
小さなポシェットに、パスポートと数百ペソだけ入ったお財布、そして身だしなみのヘアーブラシだけは忘れずに持って日本へ向かう彼。
おまけに、フィリピン人が出国する際に払わなければならない旅行税についても全く知らなかったらしく、その数千ペソを払うお金もなかったらしい。
(ちなみに日本人の場合は、セブ空港を出る際、空港税の750ペソを払います。)
その旅行税は当然免除される訳がなく、見ず知らずの空港で働いている女性に、事情を話して借りたそう。
よく借りることができたと感心しますが。
そして、彼はとにかく明るい。
「笑っちゃうでしょ。もう信じられない。初めての海外で、初めての飛行機だから何にもわからない~♡」って。
わからなすぎ。
信じられないけれども、本当に私が先日出会った人の話です。
心強い便利グッズ!
究極の、重量オーバーで痛い目にあった人の話をしましたが、当日空港で重量オーバーにならない為にも、日本には便利なグッズがあるのです。
日本出国時は、そんなに荷物もないでしょうから良いのですが、セブ留学からの帰りが特に問題です。
なんだかんだとちょこちょこ買いためたお土産の山。
最後に荷作りをしてみると、意外と重くなってしまっているものです。
いったい、スーツケースは何キロになってしまったのだろう?
わからないまま当日空港のチェックインカウンターで計るのは、結構ドキドキするものです。
重量オーバーしていたら、高額な追加料金を請求されてしまいます。
そんな時に役立つのが、ラゲージスケールです。
こんなに心強い味方はありません。
小さい物なので、海外に行く時に、スーツケースに忍ばせておけば、帰国時の荷物の重量チェックに役立ちます。
これで当日チェックインカウンターでの追加料金請求におびえる必要がなくなります。
セブでは手に入らない
こういう便利で、しかも正確に計測できる機器は、セブではまず手に入りません。
フィリピンでは体重計ですら、とてもいい加減で、正確な数値が出ないのです。
フィリピンで計ると痩せていた体重が、日本で計ると+3キロくらい、なんてことよくあります。
やはり信頼できるのは、日本のグッズですね。
帰国時の荷物が多くなりがちな海外旅行や留学の際には、是非、お一つ、スーツケースに安心便利グッズを忍ばせてみてはいかがでしょうか。
ラゲージスケール、お勧めです。