セブ島留学をしようと決めた後、何を持って行けばよいか迷うことがあるかと思います。特に海外が初めての方は分からないことだらけですよね。
各必要物品は、前回こちら http://www.cega-jp.com/blog/660 のページで「セブ島留学に必要な持ち物リスト」として紹介しましたので参考にしてください。
今回は必需品ではないものの、あれば非常に心強いものとして1番にあげられるもの、ずばりクレジットカードに関して、何故便利で心強いのかご説明します。
クレジットカード!
クレジットカードは現金とは違い、ないとどうにもならないという物ではありません。しかし海外にいる場合、あればいざというときに非常に強い味方になります。
クレジットカードの機能は主に買い物するショッピング機能と、お金をATMで引き出すキャシング機能があります。
最近はセブでもレストランやスーパー、病院など、現金を使わずにクレジット決済できる店舗が増えてきましたので、買い物としての用途も便利になってきましたが、実は海外で、より心強いのはキャッシング機能なのです。
海外にきて留学生活をしてゆくうちに、当初予定していた現地のお小遣い予算をオーバーしてしまい、焦っている学生さんを時々見かけます。たしかに街に海と魅力の多いセブ、予算が読めないケースが結構あります。
ATMが普及しているセブ
そんな時に頼りになるのがクレジットカードの海外キャシング機能です。セブの街中ではいたるところにATM機が設置されています。機械にカードを挿入し、暗証番号を打ち込み、「Enter」ボタン、そして希望金額を打ち込み「Enter」ボタンを押せば、現地通貨のペソが出てきます。なんて便利なんでしょう。
しかしここで注意事項があります。
お持ちのすべてのクレジットカードで海外キャシングができるとは限りません。
最近のクレジットカードは防犯対策の為か、最初の設定では海外のATMで使用不可になっている場合が多いです。セブ出発前に必ずクレジット会社に連絡して確認しましょう。
キャッシングは両替手段としてお得なのか?
また、ここで一つ気になる点がある方もおられるかと思います。
それは、キャシングってローンのことだから、結構割高じゃないの?という疑問です。たしかにキャシング機能とは、一時的にクレジット会社からお金を借りて、1~2か月後に返済する仕組みになっているので、返済利子が発生します。
私もそこが気になったので、以前同じ条件で、
1、両替屋で日本円からペソに変えた場合
2、国際キャッシュカードでペソを引き出した場合
3、クレジットカードのキャッシングをした場合
を比較してみました。
その結果は??
やはりですが日本円の現ナマをそのまま両替してペソにした場合が最もレートが良かったです。そしてクレジットカードキャッシングの場合はと言うと、結果は3.5パーセント程度の割り増しでした。
(注:キャッシング金利はカード会社やカード種類によって微妙に異なります。またATMは使用毎に引き出し手数料が発生しますので、ATM操作1回あたりの引き出し金額が少ないとさらに割高になります)
現金両替より3~4パーセント割高な両替金額をどう感じるかですが、緊急用に引き出すお金と考えれば、充分許容範囲なのではないでしょうか?
ちなみにシティバンクなどの国際キャッシュカードは、意外なことにクレジットカードよりさらにもう少し割高でした。国際キャッシュカードは銀行の独自レートを使用しているので、意外と条件悪いようですね。
そういうわけで、基本は日本円を持ってきて、足りなくなっていざとなったら、クレジットカードキャシンングの出番というのが理想でしょうか。
繰り返しになりますが、キャッシングできないカードもありますので、出発前には必ず確認を!