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2017.08.10

セブ島留学を無駄にしていませんか?

留学お役立ち情報

CEGAのブログを担当している現地大学生のクスミです。私は6か月の語学留学に来たことが、セブ島にその後も滞在するきっかけとなりました。その半年間で出会った多くの日本人に共通していたのが、将来をどうしようかと悩んでいたこと。今回は、これから自分の将来を考えて留学される方や、現在留学中の若者向けの記事です。

セブには将来模索系留学生が多い

セブへ留学に来る人の特徴は、自分の将来が分からない将来模索系の人が多いということ。私は以前、アメリカの大学に留学していた経験があり、アメリカにいる留学生のほとんどは、「将来カリフォルニア大学に入って、いい成績を取って、アメリカの良い企業に就職したい。」

など、とにかくみんな留学に対する目的がはっきりしているというイメージでした。
もちろん、お金があって、とりあえず英語の環境で生活をしてみたい、という人達もいましたが。

一方、セブにいる留学生は、自分の将来の目的を見つける切っ掛けになれば、と留学に来る人がとても多いように感じます。実は、現在セブで活躍されている多くの日本人ビジネスマンは、セブ島留学が切っ掛けとなり、セブでビジネスを始めようと思った。
なんていうケースがほとんどのようです。

自分の将来を見出すための手段・セブ島留学。一見薄っぺらい感じがするかもしれませんが、私はこの行動力はとても素晴らしいものだと思うのです。日本を飛び出し、日本語が通じない外国に挑戦しに行く。この勇気と行動力は、誰もが持てるものではありません。

でもその目的で留学に来た人達は、本当に効率よく留学ができているのでしょうか。実は、こんなパターンで留学を無駄にしてしまう学生が多いのです。

セブ島留学を無駄にする将来模索系の留学生

自分の将来を見出すための一つの手段として選んだ挑戦・セブ島留学。でもそれは、ただの英語旅行になってはいないでしょうか?将来模索系の学生の特徴は、日本の社会の秩序への疑問と、敷かれたレールの上を歩みたくはない。でも自分は何をしたらいいのか分からない。
それでも人と同じ人生は歩みたくない。そんな人が多いように思います。

一方、そんな将来模索系の留学生が日本社会のルールを否定してセブにやって来る割には、日本との違いを不満に思う人が案外多い。フィリピンは、日本より居心地が悪く、マナーも最悪です。何かと日本の良さ、日本社会のルールは素晴らしいと、改めて思ってしまう。そして、日本へと帰って、否定していたはずの日本の社会に入っていく。こんなケースがほとんどなのだと思います。

せっかくあの時あふれだした勇気と挑戦が、フィリピンに来て日本の良さに気づき、以前否定していたレールへと戻っていく。セブ島留学は、今や日本の社会の良さを改めて知る為の社会科見学+英語になってきているような気さえします。それだけで本当に満足でしょうか?

最初に自分が感じた勇気と挑戦心を忘れるな!

実は私も、自分の将来を見つける切っ掛けの手段としてセブ島留学を選びました。特に将来やりたいこともなく、とりあえず環境を変えたかった。英語が喋れたら何かと役に立つだろう。私は、留学中に語学学校の中に閉じこもっているのではなく、色んな大人に出会い、色んな場所に突入し、色んな経験をしました。

そして、日本に帰らないという選択をしました。現在もセブの大学に通いつつ、SASACEBU.comというブログを中心に色々な挑戦をしています。

もちろん留学をして日本に帰る事が悪い事じゃない。でも、せっかく人間として成長できる素材が沢山あるセブ島で、英語以外に何も得ないまま、日本の良さに気づくだけのセブ島留学で終わってしまってはモッタイナイと思うのです。留学前に溢れ出た勇気と挑戦心、セブに来て忘れてしまっている人が多いのではないでしょうか?

自分の将来が分からないなら、スラム街に突入してみるとか、フィリピン人とおもいっきり関わってみたりとか。(自分が実際にやった事の例ですw)CEGAは、授業以外は全く自由なので、英語学習以外にセブで何かをしたい人、何かを見つけたいという人にはピッタリだと思います。英語以外のことにも挑戦し、何かをつかみとるチャンスが沢山あります。

セブでの挑戦で何を感じるのかは人それぞれですが、セブの語学学校で英語を学んでいるだけより、何かしらの可能性が見えてくるのではと私は思います。

せっかく勇気を出して挑戦しにやってきたセブ島留学。人間としての成長も視野にいれ、無駄のない留学生活を過ごしていきましょう。