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2016.03.03

セブ留学でIELTS対策コースがおすすめな理由!

英語学習に関して

英語能力判定テストはいくつもありますが、日本人に馴染みのあるものは、
英検、TOEIC、TOEFL、IELTSあたりになると思います。
しかし諸外国でメジャーな英語能力判定試験と日本でメジャーなものとは、
結構ズレがあるのをご存知ですか?

日本でメジャーな英語試験は?

日本で試験者数の最も多い英語試験は英検です。しかしこれは日本国内向けの
もので、国際的な認知はありません。

次にメジャーな試験はTOEICです。こちらは国際的な英語能力判定試験ですが、
この試験の受験者数の実に7割は日本人と韓国人だけで占められています。
つまりTOEICはこの2か国向けの英語試験といっても過言ではありません。
ここフィリピン・セブでもTOEICは英語教育関係者以外は全く知られていません。

フィリピン・セブでメジャーな英語試験は?

ではフィリピン・セブで最もメジャーな国際的英語能力試験はなんだと思いますか?
それはIELTSです。
IELTS (International English Language Testing System) は海外移住や就労、また
留学の際に英語能力を証明する基準として採用される、世界でもっともメジャーなテストです。
なぜIELTSがフィリピン・セブで最も知られた英語試験かといいますと、それは
フィリピン人の実に10人中1人が海外就労しているということと大きく関係しています。
IELTSスコアーが高いと、それだけ条件の良い海外就労が可能なのですね。

数ある英語試験対策の中でなぜIELTS対策がおススメなのか?

それでは本題の「なぜIELTS対策コースがセブ留学でおすすめ」なのかといいますと、
それはセブにIELTSに精通した講師が多い為、必然的にIELTS対策授業の質が高くなるからです。

ただ現実的にはIELTS対策を希望される生徒さんはCEGAにはあまり多くおられません。
日本の会社の採用基準などで要求される英語力判定基準のほとんどは、いまだにTOEICだからです。
IELTSスコアーが現実に必要になるケースは、イギリス、オーストラリア、
ニュージーランドなどへの海外就労や留学などに限られてくるので、パーセンテージ的に
少数にとどまっています。

しかし、英語力を証明するためにIELTSは不要だからといって、IELTSを無視する
のは非常に勿体ないです。それは先に述べたセブでのIELTS対策授業の質が高い
ことの他に、IELTS自体が英語スキルUPの為の学習ツールとして非常に優れている からです。

IELTSが英語能力試験として優れている点

IELTSは留学対象者向けのアカデミックと、海外就労や移住対象者向けのジェネラルの2種類が
あり、アカデミックの方がやや難易度が高くなっています。
それぞれのテストは4つのセクション、Reading,Listening,Speaking,Writingからなっており、
それぞれのセクションごとにバンドスコアーという最低1ポイント、最高9ポイントを0.5ポイント
刻みに評価されます。
4つのセクションすべての評価をされる為、TOEICの場合のように、高得点なのに片言英語しか
話せないといった、テストのスコアーと実際の英語運用能力とのズレが生じることがありません。
つまり得点が高い=英語力が高い、得点が低い=英語力が低い、という試験本来の役割を
しっかり果たせているのがIELTSなのです。

すべてのセクションにおける問題の解答は記述式(スピーキングは面接方式)で
マークシート方式ではない為、回答の記述のスペルが間違っていたりしますと、0点もしくは
減点となるなど結構厳しいものです。
TOEICはビジネス寄り、TOEFLは大学寄りな出題傾向がありますが、IELTSは、より実生活に即した内容が
多く、実社会英語としてのバランスのとれたものとなっています。

どういう方にIELTS対策授業が向いている?

前述のようにIELTSは非常にバランスのとれた良質なテストですが、TOEICに比べ問題自体の難易度が
高くなっています。その為、IELTSに取り組むのは中級者以上(TOEIC 600点以上くらいからでしょうか)
がおススメです。初級の間は一般英語授業で、まずは基礎英語のレベルUPをはかり、中級くらいになってきたら
IELTSコースにチャレンジしてみるといった、状況に応じたカリキュラムの変更が良いと思います。

国際的英語テストというだけでなく、英語教材としても非常に優れたIELTS、
セブに来られたら是非一度チャレンジしてみてくださいね!