セブ島に留学して少し慣れてくると外に出かける回数が増えてくるかと思います。外を歩いていると良く見かけるのがストリートフード。日本ではあまり見かけられないような食べ物などが沢山あり、気になる事の1つかと思います。今回はそんなセブのストリートフードが気になる方にどのような食べ物が売られていて値段はどうなっているのかご紹介します。
1.バナナキュー
バナナキューとはフィリピンの代表的なスナックで、バナナに黒砂糖を付けてそれを2度揚げしたものです。日本で言うチョコバナナ的な存在で黒砂糖の下にバナナがありそれを串に刺して食べます。このバナナキューというのはタガログ語でバナナとバーベキューの混成語だそうです。
この黒砂糖が甘くてバナナとマッチしてフィリピン人もみんな大好きでいわば国民的スナックとも言えるでしょう。値段は10~12ペソでかなりお買い得です。セブの道を歩けばよくこれを見かけることができます。
砂糖バージョンのバナナキュー
黒砂糖と普通の砂糖の2種類ありこちらも甘くておいしいです。揚げたてのバナナキューはとにかく美味しくて癖になってしまいます。基本的にバナナキューはどこでもいつでもストリートで売っているので食べたい方はセブの道を歩けばきっとバナナキューに出会えるはずです。
バナナキューの値段:10~12ペソ
2.ピナイパイ
このピナイパイもバナナを揚げたものです。バナナをスライスしてそれを3,4枚合わせて扇子のような形にしそれを揚げたものです。揚げた後に砂糖をまぶして食べるのが一般的です。このピナイパイの”パイ”というのは”パイパイ”という言葉からきており、意味は”扇子”のような物を表すそうです。こちらもストリートではよく見かけることができ、価格も10ペソと格安で購入できます。
ピナイパイ値段:10ペソ
3.トロン
こちらもまたバナナを使ったスナックです。見た目は春巻きの様ですが中身はバナナが入っていて味は甘くて美味しいです。フィリピンには中国の文化もあり、春巻き(ルンピアと呼ばれています)やシュウマイなどもストリートに置いてあります。今回紹介するのはトロンと呼ばれる言わばバナナ春巻き。
バナナを春巻きの皮に包んでそれを揚げて黒砂糖に付けて食べるのが一般的です。春巻きの皮がカッリっとして中は甘いバナナが味わえて日本人の口にも合う美味しいストリートフードです。値段は10~12ペソとこれまた激安でフィリピン国民に愛されているストリートフードです。
トロン値段:10~12ペソ
4.スイートポテト
現地ではスイートポテトと呼ばれていますが日本語にすると大学芋といったところでしょうか。これはサツマイモを揚げて黒砂糖で付けたもので日本人にも愛されているスナックの1つです。
ストリートフードの良いところはいつもアツアツが食べれること。日本も大学芋はサイコロのような四角い形ですがフィリピンんの大学芋はほど長くて食べやすい形です。値段は12ペソとこれまた格安でついつい見たら買ってしまうストリートフードです。
スイートポテト値段:12ペソ
5.ピーナッツ
ピーナッツは本当によくフィリピンのストリートで見かけます。しかもストリートのピーナッツは常にアツアツの状態のピーナッツが食べれるので好きな方には嬉しい情報かもしれません。常にピーナッツを蒸している状態なのでカリカリのピーナッツというよりかは少しふやけた感じの触感になります。しかしとてもアツアツでついつい癖になってしまうストリートフードです。フィリピン人もピーナッツが大好きでみんなよく好んで買っているのを目にします。値段は10ペソからで、あのお米を測るお米カップ1合単位で購入できます。
ピーナッツ+塩
ふやけたアツアツのピーナッツが苦手な方はこのようなあらかじめ殻が取ってあるピーナッツもあります。これには塩がまぶされており日本人の方には若干ショッパイかもしれませんがおつまみとしては最適なスナックです。こちらも値段は10ペソからで、小さい袋で5ペソで売られていることもあります。
ピーナッツ値段:1合10ペソ / 小さい袋5ペソ
6.Tempura(てんぷら)
見た目「これは天ぷらじゃない!!」と突っ込みたくなりますが残念ながらフィリピンのストリートで天ぷらはこのことを意味します。この白い物体は Pollock fish(タラ)とお米を混ぜたものです。味はイワシのような感じでこの上にお酢などをかけて食べるのが一般的です。
油でこれをかるく揚げてあるアツアツのTempuraは意外と美味しく、フィリピン人たちに好まれています。場所によってはキュウリと一緒に食べることができ、好きな人はハマってしまうストリートフードです。値段は3つで10ペソからで場所によって値段が変わります。
Tempura値段:3つで10ペソから
7.Kwek-Kwek(クエックエ)
これはオレンジ色の衣に包まれたうずらの卵です。クエックエもフィリピン人の間で常に愛されてきてストリートフードの代表食ともいえるでしょう。オレンジ色の小麦粉に付けて油で揚げて完成です。お酢と特製のソースに付けて食べるのが一般的です。大体Tempuraとセットで置いているのでどちらも一緒にトライしてみてください。
Kwek-Kwek
常に揚げたてなのですが時々古い物もあるのでアツアツのクエックエが食べたいと言ったらその場ですぐに出来たてのクエックエを作ってくれます。値段は3つで10ペソと激安です。
クエックエ値段:3つで10ぺソ
8.グリーンマンゴー
グリーンマンゴーは名前の通り緑色のマンゴーで、通常の黄色いマンゴーより酸っぱめのマンゴーです。健康にも良いらしく酸っぱくて固い果物が好きな方にはいいかもしれませんね。このグリーンマンゴーの食べ方ですがストリートでは塩、もしくはお酢に付けて食べるのが一般的です。ストリートでよく見かける青い物体は大体グリーンマンゴーなのでチャレンジしてみてください。値段はあらかじめスライスされていて袋に入っている物で10ペソからです。
スライスされたグリーンマンゴー・10ペソ
グリーンマンゴー値段:10ペソから
9.パパイヤ
パパイヤは日本では珍しい果物かもしれませんがフィリピンのストリートではどこでも見かけることができます。大体パパイヤはこのように袋詰めされて売っています。パパイヤの味は酸っぱさと甘さがあって独特の匂いがあります。これも塩かお酢につけて食べます。フィリピンでは何でもお酢につけて食べるのが一般的で、掃除の時でもお酢を使うことがあるんだとか。日本ではなかなか食べることのできないパパイヤをストリートでチャレンジしてみましょう。値段はこの袋詰めされたもので10ぺソからです。
パパイヤ値段:10ペソ
10.リンゴ
これもよくストリートで見かけるものの1つです。しかしこの熱帯地域のフィリピンではリンゴの栽培は不可能に近いのです。標高が高いバギオなどで作れたとしても数に限りがあり、1つ10ペソと格安で売るのは不可能かと思います。おそらく市場で売られているリンゴの大半は中国からの輸入でしかもどれも格安です。
リンゴ1つが10ペソで購入できてしまうのです。味は日本のリンゴと比べると落ちますが、10ペソと超格安で購入できるのが魅力です。ストリートで一番見るフルーツがリンゴといっても過言でないので是非1度チャレンジしてみてください。
リンゴ値段:1こ10ペソ
まとめ
セブのストリートを歩くと沢山のストリートフードを目にすることができます。しかもどれも格安で購入できるのが良いポイント。他にも日本ではお目にかかれないストリートフードや果物が沢山あって道を歩いているだけで楽しめてしまいます。ちなみに現地のビサヤ語で「これいくらですか?」というのは「ピラ ニ?」と言うので試してみてください。