何かな?
街中を離れ、少し田舎に行くと、よく遭遇する人だかり。
なんだろう?
と、思わず野次馬してみたくなりますよね。
よく見ると集まっているのは、何だか男の人ばかり。
なに?なに?
と、覗いてみました。
その人だかりの中心には、木枠のリングが。
そして、鶏を抱いた男性二人。
そうです。
闘鶏です。
噂には聞いたことがありましたが、目の前で闘鶏が見られるとは。
これが闘鶏か!
リングの中の男性は、それぞれ抱いた鶏を、にらみ合わせています。
闘争心をあおっているのです。
どうやって戦うのかなぁ?
と、よく見てみると、
鶏の足に、鋭い小刀が取り付けられています。
なるほど。
その鋭い刀で相手を傷つけ戦うのか。
リングのまわりにいる観客は、お札をもってなにやら叫んでいます。
そして、お金を集めてまわる男性が一人。
まるで、青果市場の競りのようです。
誰からいくらもらって、どのように勝者に配当されるのか?
そのお金を集めている男性は、いったいどのように把握しているのでしょう?
謎です。
リングの中央で鶏がにらみ合う中、お金集めが続きます。
参加してみようかな?
とも思いましたが、何がどうなっているのか全くシステムがわからない。
リングの周りでは、戦う順番を待っている鶏たちが、足に小刀を取り付ける準備をしています。
小刀取り付け士がいるようで、飼い主が取り付けの順番待ちをしていました。
ぐるっと周りを見渡してみても、観客には男性しかいません。
賭け事は男の世界のものということなのでしょうか。
初めて観戦する闘鶏
いよいよ闘鶏が始まりました。
飼い主も必死です。
結構な迫力。
バタバタと鶏同士がぶつかり合い、激しく戦っています。
どうなったら勝負がつくのかな?
時間かな?
判定かな?
と、闘いを見ていると、それはなんと、どちらかが傷つき動かなくなるまででした。
なんというショッキングな野蛮な賭け事でしょう。
闘鶏とは、そういうことだったのですね。
以下のように、どちらかが動かなくなれば勝敗が決まります。
「https://www.youtube.com/watch?v=bblV0hOm_9o フィリピンの闘鶏は一撃必殺!」
観客は、お金をかけているので、それはそれは大声援の大盛り上がり。
まだまだ、順番待ちをしている鶏と飼い主達が沢山います。
勝てば飼い主にも沢山お金が入るのでしょうね。
人だかりを見つけたら、それはきっと
そういえば、ショッピングセンター、アヤラの近くで道に迷った時にも、闘鶏場らしき人だかりに遭遇したことがあります。
意外と近くでもやっているものなのですね。
セブ市内を離れ、田舎へ行くと、よく見る人だかり。
きっと闘鶏だったのしょう。
娯楽というよりも、お金を稼ぐ仕事のような感じなのでしょうか?
お札をもった男性が、今日もどこかで闘鶏を観戦しているのでしょう。
セブの各地域ではフィエスタというお祭りがよく行われ、その際には外せないイベントのようです。
機会があったら、人だかりに割って入って、闘鶏観戦してみてくださいね!